お祭り人　ＭＯＭＯ－ＴＡＲＯの滋賀咲くBLOG

一昨日から始まっている陸上日本選手権兼北京五輪代表選考会の、
二日目の昨日は、大波乱で五輪代表選考が難しくなりました。

男子１万メートル決勝で松宮隆行、男子ハンマー投げは、
すでに代表に決まっている室伏広治が順当に勝っていますが・・・

マラソンでの出場が消えてトラックに専念した、福士加代子、渋井陽子、
そして赤羽有紀子が出場して、三つ巴が予想されて大注目でしたが、
ロングスパートの福士に付いて行った渋井と赤羽がラスト100ｍ勝負。
接戦を制したのは、渋井で代表決定。
赤羽も選ばれる可能性は大ですが、福士は微妙ですね。



陸上は36人枠で、すでに6人はマラソンで決定していますから、
残り30人を争うわけですから、１種目で３人は難しいでしょうね。

もう一つの注目は、男子４００メートル障害の日本記録保持者の為末大。
９位で予選通過で決勝に残ったが、ここ数年は不調続きで、
この決勝は五輪出場か、“現役引退”かの大一番の大事なレース。
好調で優勝候補の成迫の、２位でも五輪には選ばれたかも知れませんが、
スタートから飛び出し、ラストでも引き離して優勝のゴール。
苦しみ続けた侍ハードラーが奇跡を起こして復活しました。


しかし、優勝して五輪確実視されていた選手には暗雲・・・

男子二百メートルで日本のエース末続が３位に終わった。
すでにＡ標準突破で、優勝すれば決定だったのだが・・・
高平慎士(五輪標準突破)が優勝を決め、五輪代表に内定。
末続も2位なら決定に近い内定だったのでしょうが・・・
３位では選び辛いですが、実績も有り、リレーも有るし、
調整さえ間に合えば、ファイナリストの力が有るだけに、
選ばれるでしょうし、選んでほしいです。

走り幅跳びの池田久美子は、既にＡ標準を突破しているため
優勝すれば北京切符を獲得できたが、３位。
最近になって変更した助走の影響か、跳躍練習で右足がけいれん。
五輪代表を確実にするため、７月６日の南部記念に出場予定。
もし、ここでも負けるか不出場と成ると選考は困難ですね。


女子棒高跳びは、近藤高代(滋賀出身)にもチャンスは有ったが、
故障が有って悔し涙を流したそうで・・・残念です。
なんとか、最後のチャンスに掛けて来月の大会で頑張って欲しいです。


五輪代表が、誰に成るのか・・・各種目、来月に持ち越されそうです。



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