お祭り人　ＭＯＭＯ－ＴＡＲＯの滋賀咲くBLOG

埼玉県寄居（よりい）町にある立ち入り禁止のため池に、
無断で入り込む釣り人が大量に検挙されているそうです。



検挙罪名は軽犯罪法違反（禁止場所への侵入）。
ため池の管理権を持つ用土水利組合が立てた「立ち入り禁止」「釣り禁止」の看板を、
無視して立ち入り、釣りをしているためだ。昨年は約４０人を検挙。

用土水利組合の清水義則組合長（７１）によると、約２年前からため池で、
ブラックバスが増え、「バサー」と呼ばれるバスを釣る人が多くやってくるようになった。
バスは何者かが密放流したとみられる。

ため池近くに住む無職男性（７６）は「若い男２、３人がフェンスを越えて釣りをしていた。
違法駐車も多い」とこぼす。
ため池周辺にはルアーのゴミが無造作に捨てられている。

寄居署によると、昨年の検挙者の大半は２０～３０歳代の若者。
１５～１９歳の少年も約１０人いた。２、３人のグループが多く、
平日に東京から来る人もいるという。

寄居署も釣り禁止の看板を設置する方針で、
「違法な立ち入りには検挙を強化する」と語気を強める。と記事に載っていました。


ボクとしては・・・まだ、こんな釣り人が居るのかと・・・腹が立ちますね。
琵琶湖でリリ禁に成った原因の中には、ヤミ放流と釣り人の迷惑行為が有りました。
住民や漁師は、釣り人の迷惑な行為に辛抱の限界が来ていたことが、
魚釣りを規制される大きな要因と成ったことは、業界関係者は知っているはずです。

それでも、業界としての取り組みが成されないまま、釣り人がやりたい放題・・・
全国、どこの釣り場でも同じ事が起こっているにも関わらず、
いまだに改善されないようでは、検挙も当然ですし、全国的に検挙してほしいですね。


琵琶湖では漁業調整規則に違反した場合、6ヶ月以下の懲役もしくは、
10万円以下の罰金または併科。
このほか、犯人が所有する漁船や漁具を没収できます。

ただ、これは立ち入り禁止や釣り禁止の場所で釣りをした人に、
課せられるものでは有りませんが、迷惑な釣り人が急増した10～15年前には、
漁師によって、釣竿を取り上げられた人も少なくないようです。

漁港などは釣り場ではなく、漁師の仕事の場ですし、
路上や周辺施設の駐車場は釣り人の駐車場では有りません。
いいかげんに業界全体として、改善する事に取り組まなくては、
多くの釣り場が釣り禁止となり、条例などによって規制される事となります。

すぐに釣り人は｢釣る権利｣などを主張しますが、禁止されている事をしていて、
そんな自分勝手な主張は認められる訳が有りません。
迷惑な釣り人が居なくなって、ボクたちに釣り場を返してほしいです。

迷惑な釣り人には、厳しく対処しましょう。




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